髪を染めたばかりなのに、もう色が抜けちゃった、、、
そんな経験ないですか?
特にアッシュ系のカラーってすぐに抜けちゃうよね、、、
ヘアカラーをした後は、ヘアカラーに合ったヘアケアが必要です。
ヘアカラー用のヘアケア商品を使うのか、それとも使わないのかでカラーの持ちが大きく変わります。
数あるヘアケア商品のなかで、特に重要なのがシャンプー。
シャンプーは毎日使う物だからこそ、ヘアカラーに適したシャンプーを使うのがおすすめです。
でも、、、
疑問・悩み
・種類が多くてどれを選んだら良いかわからない
・自分に合ったヘアカラー用シャンプーがわからない
・そもそもどういった効果があるかわからない
などの疑問や、悩みがあるはずです。
そこで、美容師である僕がおすすめするカラー用シャンプー6選と、ヘアカラーを長持ちさせる方法を紹介します。
この記事でわかること
・ヘアカラー用シャンプーの効果
・おすすめのヘアカラー用シャンプー6選
・ヘアカラーを長持ちさせる方法
このブログでは、美容師である僕が実際に使って良かったものを紹介しています
プロマスター | R-21 | for C. | スロウ | BCクア | Ways | |
価格(税込) | 1,320円 | 1,980円 | 1,000円 | 3,080円 | 2,200円 | 3,520円 |
内容量 | 250ml・600ml | 270ml・500ml | 170ml・1,000ml | 300ml・600ml | 250ml・600ml | 300ml・600ml |
おすすめ度 | (4.5 / 5.0) | (5 / 5.0) | (4 / 5.0) | (4 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (5 / 5.0) |
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ヘアカラーをしてからの2週間が大切
ヘアカラーは、髪にしっかり定着するまでに約2日(48時間)必要です。
さらに言えばヘアカラーをした日から2週間を、どう扱うかで退色の早さが左右されます。
ヘアカラーをした日は、美容師さんに髪洗わないでくださいねって言われるよね
カラー剤にはアルカリ性の成分が含まれており、このアルカリ成分が約2週間ほど髪に残ります。
この髪に残った残留アルカリが、ヘアカラーの退色やダメージの原因になります。
この2週間にどれだけ髪をしっかりケアができるか、がヘアカラーを長持ちさせるポイント。
市販のシャンプー剤を使ったり、シャンプー後に髪を乾かないなど雑に扱えば扱うほど、それだけカラーの退色が早くなります。
ちなみにブリーチをしている方は、カラー用シャンプーだけでなく、カラーシャンプーを週2〜3回ほど併用するのがおすすめですよ。
カラーシャンプーはシャンプーに染料が含まれているよ
カラーシャンプーについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
カラー用シャンプー選び3つのポイント
カラー直後の髪はすごくデリケートなので、普段以上に丁寧なケアが必要です。
特に市販のシャンプーは洗浄力が強く、カラーの退色を早めるのはもちろんのこと、乾燥やパサつきにも影響します。
カラー後はブラッシングとかも丁寧にしてね
カラー用シャンプーを選ぶ際は、
カラーシャンプー選びのポイント
・洗浄成分
・補修、保湿成分
・アルカリ除去成分
の3つがポイントです。
特に洗浄成分が重要だよ
洗浄成分は、洗浄力がマイルドで色落ちしにくいアミノ酸系がおすすめ。
髪だけでなく頭皮にも優しいので、カラーで乾燥した頭皮も優しく洗ってくれますよ。
ラウレス硫酸とかアルコール系でも、補修、保湿成分がしっかり入っていればOK
またカラーでパサつき、痛みやすくなった髪を補修、保湿してくれる成分も重要です。
特にケラチンや、ヒアルロン酸などの成分が入っていればOK。
欲を言えばアルカリを除去し、髪本来の弱酸性に戻してくれるヘマチンが入っていればなお良しです。
美容師おすすめヘアカラー用シャンプー6選
基本的に多くのサロン専売シャンプーは、ヘアカラーのことも考えて作られています。
そのためどのシャンプーを使っても、市販のシャンプーより遥かにヘアカラーの色持ちが変わります。
数あるシャンプーのなかでも、特にヘアカラーに特化したシャンプー6種類を紹介します。
- プロマスター カラーケア
- R-21 シャンプー
- for C.
- スロウ シャンプー
- BCクア
- Waysシャンプー
プロマスター | R-21 | for C. | スロウ | BCクア | Ways | |
価格(税込) | 1,320円 | 1,980円 | 1,000円 | 3,080円 | 2,200円 | 3,520円 |
内容量 | 250ml・600ml | 270ml・500ml | 170ml・1,000ml | 300ml・600ml | 250ml・600ml | 300ml・600ml |
おすすめ度 | (4.5 / 5.0) | (5 / 5.0) | (4 / 5.0) | (4 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (5 / 5.0) |
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それでは、1つずつ解説しますね。
ちなみに紹介するシャンプーは、基本的に美容室、もしくは正規販売店でしか購入できません。
Amazonや楽天でも購入はできますが、製造されてから月日が経っているなど、品質が劣る可能性もあります。
そのため正規ルートで仕入れを行っているビューティーパークや公式サイト、美容室での購入がおすすめ。
Amazon等で購入するのも良いのですが、注意してくださいね。
プロマスター カラーケア
1つ目は、美容メーカーのホーユーから販売されているプロマスター カラーケア。
価格 | 1,320円 |
容量 | 250ml・600ml |
おすすめ度 | (4.5 / 5.0) |
販売されてからかなり年月が経っていますが、今だに品質の良さとコスパで大人気です。
そんなプロマスターカラーケアですが、2020年にリニューアルしました。
価格は変わらずダメージ補修効果が高くなったよ
プロマスターカラーケアは全部で4種類あり、髪質や悩みなどによって選べます。
プロマスターカラーケア
・スタイリッシュ → 髪が細く、柔らかい方
・リッチ → 髪が太く、硬い方
・スウィーティア → ヘアアイロンなどによって髪が硬くなった方
・カーミー → くせ毛で広がりやすい方
プロマスターカラーケアの最大の魅力は、なんといってもコスパの高さ。
小さいサイズであれば、シャンプーとトリートメント合わせて約3,000円です。
とにかくコスパ重視の方や、これから本格的にヘアケアを始める方のファーストステップとしておすすめですよ。
R-21 シャンプー
2つ目は、美容メーカーのサンコールから販売されているR-21 シャンプー。
価格 | 1,980円 |
容量 | 270ml・500ml |
おすすめ度 | (5 / 5.0) |
R-21シャンプーも発売されてから年月が経っていますが、今でも根強い人気を誇るシャンプー。
マイルドなアミノ酸系の洗浄成分と、3種類の天然植物成分が配合されているので、ヘアカラー直後のデリケートな髪と頭皮を優しく洗ってくれます。
洗い上がりはさらさらの質感になるよ
また髪にハリコシを出してくれるケラチンと、残留アルカリを除去してくれるヘマチンも配合されています。
ヘマチンとは
ヘアカラー直後の、髪に残ったアルカリ成分を除去してくれます。
またダメージ補修効果や、老化や抜け毛を促進する活性酸素も除去してくれます。
残留アルカリを除去できると、ヘアカラーの持ちが良くなるんだよ
ただ髪をしっとりまとめたい方は、少し物足りなさを感じます。
そのためどちらか言えば、髪が細く柔らかい方におすすめですよ。
for C.
3つ目は、美容メーカーのナンバースリーから販売されているfor C.。
価格 | 1,000円 |
容量 | 170ml・1,000ml |
おすすめ度 | (4 / 5.0) |
洗浄成分は、髪と頭皮に優しいアミノ酸系。
汚れを落とすとともに、残留アルカリを除去し髪を健康な状態に戻せます。
泡立ちが良くて洗いやすいよ
for C.最大の魅力は、ダメージ補修成分のクレアチン。
カラーの流出を抑える、コーティング成分も魅力ポイントです。
クレアチンとは
クレアチンが髪のダメージ部分に入り込み、ヘアカラーの定着を促進させます。
また通常のトリートメントとは別に、カラーの色味を補充してくれる2種類のトリートメントもあります。
トリートメント
・フォーシー トリートメント クール
・フォーシー トリートメント ウォーム
クールはアッシュやグレージュなどの寒色系に、ウォームはピンクやレッドなどの暖色系に使います。
シャンプーと合わせて使うことで、カラーの色持ちを良くしつつダメージ補修もできますよ。
仕上がりはさらっとした軽めの質感だよ
スロウ シャンプー
4つ目は、美容メーカーのビューティーエクスペリエンスから販売されている、スロウシャンプー。
価格 | 3,080円 |
容量 | 300ml・600ml |
おすすめ度 | (4 / 5.0) |
スロウシャンプーは、アッシュ系に特化したスロウカラーのヘアケア商品。
アミノ酸系の洗浄成分と、13種類の植物成分が髪と頭皮を優しく洗ってくれます。
香りはハーブ系だよ
水に馴染みにくい疎水性の保護成分が、髪の表面をコーティングしヘアカラーの退色を防ぎます。
ちなみに、研究結果ではスロウシャンプーを使うと、色持ちが1.5倍も長くなるとのこと。
スロウシャンプーは2種類あり、髪質や悩みに合わせて選べます。
スロウシャンプー
・エアリー → 髪が細く、柔らかい方
・モイスト → 髪が太く、硬い
またアッシュシャンプーを2、3日に1回使えば、よりヘアカラーの色持ちが良くなりますよ。
名前の通りアッシュ系などの寒色系に染めた髪用なので、ピンクなどの暖色系には使えません。
BCクア
5つ目は、美容メーカーのシュワルツコフから販売されているBCクア。
価格 | 2,200円 |
容量 | 250ml・600ml |
おすすめ度 | (4.5 / 5.0) |
ランキングサイトでも1位に選ばれるほど、すごく人気のヘアカラー用シャンプーです。
人気に理由は、なんといっても洗い上がりの質感。
マイルドで濃密な泡が髪と頭皮を柔らかく包み込んで、毛先まで潤いのあるさらっとした質感に仕上げてくれますよ。
内部補修と表面のコーティングで、カラーの退色を防ぐよ
BCクアは2種類あり、髪質や悩みに合わせて選べます。
BCクア
・カラーセーブ → 髪が細く、柔らかい方
・カラースペシフィーク → 髪が太く、硬い方
シュワルツコフは海外のメーカーなので、海外特有の香りのイメージでが強いですが、BCクアは日本人にも合うフローラルの香り。
デメリットが特にないので、すごくおすすめのカラー用シャンプーですよ。
Waysシャンプー
最後に、表参道の有名美容室から販売されているWaysシャンプー。
価格 | 3,520円 |
容量 | 3000ml・600ml |
おすすめ度 | (5 / 5.0) |
Waysシャンプーは、ヘアカラー直後の2週間のみ使うシャンプーで、カラーに特化したシャンプーです。
2週間後からは、普段使っているシャンプーでOK。
もちろん普段使いとして使っても良いよ
アミノ酸系の洗浄成分に加えて、4種類のオイルがヘアカラーの退色を防ぎながら、髪をさらさらに仕上げてくれます。
また残留アルカリを除去するヘマチンも配合されているので、さらに色持ちが良くなりますよ。
香りはリラックス効果のある柑橘系だよ
トリートメントの質感もとても良く、さらっと潤いのある髪に仕上がります。
2週間だけ使えば1本で3ヶ月は持つので、コスパも○。
シャンプーの購入は、公式サイトのみです。
ヘアカラーが退色する原因と長持ちさせる4つの方法
ヘアカラーを少しでも長く持たせたい!
と、思っていますよね?
カラーを少しでも長く持たせたいのであれば、カラー用のシャンプーが必須です。
でもシャンプー以外にも、日頃のお手入れやヘアケアなどもすごく大切です。
今日からできるヘアカラーを長持ちさせる4つの方法も、合わせて紹介しますね。
カラーを長持ちさせる方法
・市販のシャンプーは使わない
・髪をきちんと乾かす
・季節に合ったヘアケア
・ヘアアイロンの温度を低くする
それでは、1つずつ解説します。
市販のシャンプーは使わない
市販のシャンプーは使わないでくださいね!
って、美容師さんから言われたことありますよね?
というのも市販のシャンプーは誰にでも合うように、また広告費などの関係もあり品質が低く洗浄力が強い物が多いです。
洗浄力が強いシャンプーだと、髪や頭皮に付いた汚れをしっかり落としてくれますが、ヘアカラーの染料も同時に落とします。
市販のシャンプーにはたくさんの種類がありますが、プロである美容師からすればどれも同じ。
香りや少し成分が違うだけで他の8割、9割はほぼ同じです。
美容メーカーの人もどれも同じって言ってたよ
だからこそ価格は高くなりますが、品質が高く成分にもこだわっている、サロン専売シャンプーを使うべきなのです。
髪をきちんと乾かす
髪は毎日きちんと乾かしてくださね!
美容師さんから言わる定番フレーズですよね。
髪は濡れている状態が一番デリケートだよ
髪は濡れるとキューティクルが開いた状態になり、しっかり乾かない限りずっと開いたままです。
キューティクルが開いた状態で放置していると、キューティクル同士が絡み合って剥がれてしまったり、摩擦などでダメージを受けます。
ダメージを受けている髪は、よりカラーの退色が早くなるよ
また髪の中の栄養分や、ヘアカラーの染料も抜けてしまいます。
そのためお風呂上がりなど髪を濡らした後は、できる限りすぐに髪を乾かしてください。
少し自然乾燥をさせてから乾かす方もいますが、なるべく早くドライヤーを使って乾かしてくださいね。
おすすめのヘアドライヤーは、こちらの記事で詳しく解説しています。
季節に合ったヘアケアを行う
・品質の良いシャンプーを使う
・髪を毎日きちんと乾かす
もちろんこれだけでも、凄く良いヘアケアです。
よりカラーの退色を防ぐのであれば、季節に合ったヘアケアをすればOK。
季節に合ったヘアケア
・夏のUV対策
・冬の乾燥を防ぐ保湿
紫外線は春から秋にかけて強くなり、髪にダメージを与えるとともに、カラーの退色も早めます。
また冬の時期には髪の水分が奪われ乾燥し、パサつきやダメージ、そしてヘアカラーの退色を早めます。
普段のヘアケアに+αの季節に合ったケアをすることで、よりヘアカラーの色持ちを長くできますよ。
・夏はUV対策ができるヘアケア商品を使う
・冬は保湿力が高いミルクタイプの洗い流さないトリートメントを使う
ヘアアイロンの温度は低くする
意外に見落としがちなのが、ストレートアイロンやコテの温度。
180℃〜200℃など、高温に設定していませんか?
高温に設定しているヘアアイロンは、ヘアカラーの退色を早めます。
また髪の毛が硬くなったり、パサつきの原因にも、、、。
ヘアアイロンの温度は、140〜150℃、高くても160度までがおすすめです。
もしくは、ヘアアイロンを使う頻度を、2週間の間だけでも減らすのもOK。
僕がお客様に使う時は160℃に設定しているよ
おすすめのヘアアイロンは、こちらの記事で詳しく解説しています。
美容師おすすめヘアカラー用シャンプーまとめ
紹介した6種類のカラー用シャンプーおさらい
- プロマスター カラーケア
- R-21 シャンプー
- for C.
- スロウ シャンプー
- BCクア
- Waysシャンプー
6種とも「カラーの色持ち」にフォーカスを当てているので、どれを選んでも間違いはなし。
コスパで選ぶならプロマスター、質を選ぶならR-21がおすすめです。
サロン専売シャンプーは、市販のシャンプーと比べるとやはり料金は高めです。
ただヘアカラーの色持ちも含め、人の印象を大きく左右する髪のことを考えると必要な投資です。
まずは小さいサイズから試してみて、カラー用シャンプーの効果を実感してくださいね。