いつまでも綺麗な髪をキープしたい
そう思う女性は多いはずです。
みなさん御存知の通り、髪を綺麗に保つには
ヘアケア
が物凄く大切です。
ですが、今はネットにたくさんの情報があります。
それゆえに情報が混在し、
ヘアケアに対する悩み
・正しいヘアケアの方法がわからない
・私に合ったヘアケアがわからない
・結局何が大切なの?
といったような悩みなどがあると思います。
なので今回は、美容師である僕が正しいヘアケアの方法を基本から応用までを、おすすめの美容アイテムと一緒に解説していきます。
この記事でわかること
- ヘアケアの必要性
- 正しいヘアケアとは
- ヘアケアの基本と応用
- おすすめの美容アイテム
タップできるもくじ
髪は印象の8割を決める
人の印象の8割は、髪で決まる
という言葉を、聞いたことがあると思います。
髪は頭の大部分を占めているので、髪型や質感などは印象にかなりの影響を与えます。
ココに注意
そのため髪がゴワゴワバサバサしていたり、毛先がチリチリ、艶が無いとなると印象は最悪です。
また見た目年齢が+7歳に見られてしまうなど、良いことが全くありません。
ということで、いかに髪が大切かをご理解いただけたと思います。
そしてもし本当に髪を綺麗にしたいのであれば、髪にしっかりお金をかけてあげてください。
髪もお肌同様、しっかりお手入れするのであればそれなりにお金がかかります。
ここを惜しんでしまっては、綺麗な髪は手に入りません。
まずは自分の髪質を認識する
みなさん、どういったシャンプーやトリートメント、ドライヤーを使っていますか?
特にシャンプーはたくさんの種類があり、
シャンプーの種類
・しっとり
・ふんわり
・ダメージ用
などなど、僕も把握しきれなぐらいあります。
ご自身でシャンプーなどを選ぶことが多いと思いますが、髪質に合っていないアイテムを選んでいる方が凄く多いです。
例えば、、、
シャンプー選びの失敗例
軟毛、細毛の方がしっとりのシャンプーを使い、ボリュームが出にくくなった
乾燥しやすい髪なのに、洗浄力の使いシャンプーを使っている
etc…
他の人の髪と比較できないぶん、自分の髪質って判断しにくいものです。
なので、もしご自身で判断できない場合は、担当の美容師さんに必ず確認しましょう。
ココがポイント
正しいヘアケアは、まず自分の髪質を知ることから始まります。
シャンプーの選び方や洗浄成分については、こちらの記事で詳しく解説しています。
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またドライヤー1つで髪の状態がかなり変わるので、ドライヤーもきちんと選びましょう。
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自分の髪質だと思ってるその
今そこにある髪の毛はほんとに
自分の髪質ですか??
自分の髪質を誤解してる方めちゃくちゃ多いですよ。
今抱えてるその髪の悩みを解決するのに必要なのは何なのか。
をしっかり知るために信用できる美容師さんを探しましょう— Ⓜ️×人×髪×仮想通貨×猫×アニメ (@___mmm___mmm__) March 9, 2018
ダメージの原因をなくす
ヘアケアをしっかりすることも大切ですが、ダメージの原因をなくすことも大切です。
ダメージと聞いて、カラーやパーマ、ブリーチ、縮毛矯正などをイメージする方も多いと思います。
ですがこれら美容室での施術以外にも、日常生活でダメージに繋がってしまうものは多々あります。
それがこちら
ダメージの原因
・髪を乾かさない
・高温のヘアアイロンを使う
・紫外線
・洗浄力の強い市販のシャンプーを使っている
etc…
思い当たる項目はありますか?
いくら美容室でトリートメントをしても、お家で髪を傷める行動をしてしまっては意味がありません。
上記の4項目に関しては、
対策方法
・お風呂上がりはめんどうでも、必ず髪を乾かす
・コテやアイロンなどの温度は、160度以下
・紫外線が強い時期は帽子を被る、髪用のUVスプレーを使う
・市販のシャンプーを止めて、サロンシャンプーに変える
といったように、今すぐにでも始めることができます。
あと、お風呂上がってから髪乾かさないor自然乾燥してると髪が超傷みます。キューティクルが剥がれて艶もなくなるしパサつくし切れ毛枝毛が増える。ドライヤーの熱でのダメージが気になるなら熱ダメージをケアする洗い流さないトリートメントとかつけてから乾かすといいですよー
— あおきち (@nananattyun) February 15, 2013
市販の商品は使うな
先程もお伝えした通り、髪を綺麗にするためにはそれ相応のお金が必要です。
少しでもコストを抑えたくて、市販のシャンプーを使っている方も多いと思います。
ココに注意
既にご存知の通り、市販のシャンプーは洗浄力が強いので髪への負担が大きく、乾燥やカラーの退色、またフケや痒みの原因に繋がります。
また市販のシャンプーにもたくさんの種類がありますが、僕個人の意見としてはどれも同じです。
香りや少し成分が違うだけで他の8、9割はほぼ同じです。
ただサロン専売のシャンプーやトリートメントは市販品より料金が高く、なかなか手が出しくいです。
ですが髪にためにも、品質が高いサロン専売品のシャンプーを使うべきなのです。
おすすめのシャンプー類は、こちらの記事にまとめているので参考にしてください。
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やっぱ市販のシャンプーは洗浄力強すぎるし絡まるしダメだ😫😫
サロンのが1番いいや、、、、— aoi @美容看護師 (@Aoi_blue_0808) January 12, 2020
季節に合ったヘアケア
ヘアケアはただ闇雲に良い物を使えば良い、というわけではありません。
ココに注意
というのも、夏は紫外線そして冬は乾燥といったように、季節や時期によってダメージの原因が異なります。
特に紫外線は春から秋にかけてと、長期的に髪を傷めつけます。
そのため
季節に合ったヘアケア
・夏は紫外線を防ぐことができるアイテム
・冬は髪に水分を与え、乾燥を防ぐことができるアイテム
といったように、季節や時期によってヘアケアのアイテムを変えてあげることが大切です。
今各メーカーから紫外線対策アイテムが販売されており、洗い流さないトリートメントタイプやスプレータイプといったように好みなどで選ぶことができます。
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そして乾燥を防ぐためには、髪内部の水分量を増やしてくれるミルクタイプの洗い流さないトリートメントがおすすめです。
改めて思う、夏と冬じゃ季節が真逆だから、ヘアケアやらスキンケアは一緒じゃだめなんだなーと!季節ごとで肌やら髪に合ったのん使わないとだね。
— みわ。 (@gazeandep) November 28, 2010
ヘアケアのいろは
それでは今回の本題であり、ヘアケアの方法をご紹介していきます。
ヘアケアの手順は
step
1ブラッシング
step
2シャンプー
step
3トリートメント
step
4タオルドライ
step
5洗い流さないトリートメント
step
6ドライヤー
となっております。
これらの手順を1つずつ解説していきます。
そんなこと知ってるよ!
なんて項目もあるとは思いますが、さらっとでも良いので読んでみてくださいね。
ブラッシング
まずは
ブラッシング
です。
シャンプーをする前に、ブラシを使ってブラッシングをしてあげることによって、
ブラッシングの効果
・毛先の絡まりをほどく
・汚れやホコリを浮き上がらせる
・シャンプーも泡立ちを良くする
といった効果があります。
また、ブラシの根本がクッションになっている
クッションブラシ
は、頭皮にも使うことができ、マッサージ効果や血行促進効果があります。
ブラッシングをする際は、
ブラッシングの順番
毛先→中間→根本
といった順番でとかしてあげると、ダメージもなく綺麗にとかすことができます。
ただ正直ブラッシングをしなくてもシャンプーはできるので、あくまで応用って感じです。
もし時間とお金に余裕がある方、ぜひシャンプー前にブラッシングをしてあげてください。
シャンプー
次に
シャンプー
です。
予洗い
シャンプーをする前に、まず予洗いをしっかりしましょう。
ココがポイント
この予洗いをしっかりするか、しないかでシャンプー自体の質がかなり変わります。
予洗いの際は、指の腹の部分で頭皮を軽く擦るように洗ってください。
その時、爪を立てないように注意してくださいね。
シャンプーの使用量
シャンプーは使用量が少なくても、多くてもダメです。
ココに注意
ケチって使用量を少なくすると泡立ちが悪く、髪を傷めてしまう原因になります。
逆に量が多いと洗い残す可能性があり、頭皮トラブルの原因にもなります。
使用量の目安はこちら
髪の長さ | 使用量の目安 |
---|---|
ショート | 0.5〜1プッシュ |
ボブ | 1〜1.5プッシュ |
ミディアム | 1.5〜2プッシュ |
ロング | 2〜2.5プッシュ |
また予洗いをしっかりしておくことで、シャンプーがしっかり泡立ちます。
特にサロン専売品は料金が高いので、少しでも使用量を抑えたい方が多いと思います。
ヘアケアは継続が大切なので、できる限り長く継続できるよう予洗いはしっかりしてくださいね。
頭皮を優しく洗う
シャンプーをしっかり泡だてたら、髪ではなく頭皮を優しく洗います。
ココに注意
その際予洗いの時と同様に、爪を立てないようにしてください。
髪についた汚れは、シャンプーの泡で十分取れます。
髪をゴシゴシ洗うと、髪が摩擦で傷んでしまいます。
あくまで髪は泡で優しく包む、というイメージで洗ってあげてください。
しっかり洗い流す
先程もお伝えした通り、シャンプーを洗い残してしまうと頭皮トラブルの原因になります。
予洗い同様に、2~3分ほどしっかり時間をかけて洗い流してください。
その際、頭皮も優しくこすってあげてください。
トリートメント
次に
トリートメント
です。
トリートメントの代わりにコンディショナーを使うのも有りですが、トリートメントの方が内部補修効果が高いのでおすすめです。
タオルドライ
まずトリートメントを付ける前に、タオルで軽く水分を取ります。
髪がびしょびしょのままだと、トリートメントがしっかり中に浸透できません。
トリートメントをつける順番
そしてトリートメントを付ける手順は、
付ける順番
毛先 → 中間
です。
特に毛先は一番傷んでいる部分なので、揉み込むように付けてください。
このとき根本や、頭皮に付けないように注意してください。
クシでとかす
そしてトリートメントを付けたら、目の粗いクシを使って髪の毛1本1本にトリートメントを行き渡らせます。
手だけでも良いのですが、クシを使うことで髪全体にトリートメントが付きます。
一手間加わるのでめんどうに感じるかもしれませんが、この一手間がトリートメントの効果をアップさせます。
放置
トリートメントを付けた後は、すぐに流さず少し時間をおきます。
その際、ラップやシャワーキャップなどを使ってあげると、よりトリートメントの浸透力がアップします。
こちらも一手間加わりますが、トリートメントの効果を十分に発揮するためにもぜひやってみてくださいね。
もし時間が無い方は、毎日でなくとも週に2~3回はやってあげてください。
しっかり洗い流す
しっかり時間を置いたら、トリートメントを流します。
この時シャンプーと同様に、しっかり洗い流します。
ココに注意
あまり流さない方もいると思いますが、ベタつきや頭皮トラブル、髪が乾かないなどの原因にもなるのでしっかり流してください。
目安としてはヌメリがなくなり、髪がしっとりしているなーってぐらいの状態がベストです。
タオルドライ
トリートメントが終わったら
タオルドライ
です。
ココに注意
タオルドライの注意点とては、シャンプーと同様に髪をゴシゴシ擦らないことです。
擦ってしまうと摩擦によって、髪が傷んでしまいます。
タオルドライは
タオルドライの順番
根本(頭皮) → 中間〜毛先
の順番で行います。
まず根本の水分から拭き取ります。
この時擦るのではなく、頭皮を優しく押さえながら水分を吸収させます。
その後、中間から毛先の水分を拭き取ります。
ココがポイント
この際も髪の毛をタオルで挟み、ポンポンと優しく叩きながら水分を吸収させます。
髪専用のタオル
を使うのも○
タオルドライが終わったら、目の粗いクシを使って髪をとかします。
個人的におすすめなのは、髪をすっとスムーズにとかすことができる
タングルティーザー
です。
これは僕も実際、お客様に使っています。
驚くほど髪が絡まらないので、髪が絡まりやすい方、ダメージが気になる方はぜひ使ってみてくださいね。
洗い流さないトリートメント
タオルドライが終わったら、髪を乾かす前に
洗い流さないトリートメント
を髪に付けましょう。
洗い流さないトリートメントも、トリートメント同様に
付ける順番
毛先 → 中間
の順に付け、クシを使って髪全体に行き渡らせます。
何度も言いますが、ヘアケアはこういった一手間が凄く重要です。
また洗い流さないトリートメントにも色々種類があり、
トリートメントの種類
・保湿
・ボリュームアップ
・UV対策
など様々です。
僕がおすすめする洗い流さないトリートメントは、ミルボンから販売されている
エルジューダ
です。
全部で10種類あり、髪質や悩みに合わせて選ぶことができます。
詳しくはこちらの記事へ↓
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ドライヤー
最後に
ドライヤー
です。
ココに注意
ドライヤーは使い方や、乾かし方を間違えるとダメージに繋がるので丁寧に行いましょう。
乾かす順番は
乾かす順番
前髪 → 根本 → 中間 → 毛先
です。
前髪
まずは前髪です。
ココがポイント
前髪や顔周りの髪はクセが出やすいので、一番初めに乾かします。
その際、指の腹を使って根本を左右に振りながら乾かします。
そうすることで生え癖がとれ、髪が真っ直ぐ綺麗におりてくれます。
特に前髪がパックリ分かれやすい方は、分け目部分をしっかり擦りながら乾かすことで分かれにくくなります。
根本
前髪が乾いたら、次に全体の根本です。
ココに注意
中間や毛先を先に乾かす方が多いと思いますが、そうしてしまうとオーバードライ(乾かしすぎ)になりやすく髪が傷んでしまいます。
根本を先に乾かすと、中間や毛先も一緒に乾くので時間短縮になります。
ココがポイント
また根本を乾かす際は、ドライヤーを持っていない方の手もしっかり使い、根本を左右に振りながら乾かすのがポイントです。
そうすることで風通りが良くなり、早くしっかり乾きます。
中間~毛先
最後に中間~毛先です。
ココがポイント
中間~毛先にかけては、風を上から当てながら乾かします。
そうすることによってキューティクルが閉じ、髪にツヤが出ます。
間違っても下から風を当てないでください。
下から当ててしまうと、キューティクルが絡まり合ったり、剥がれやすくなってしまいます。
まとめ
既にやってる事あれば、やっていない事もあったのではないでしょうか?
ヘアケアで大切なことは
ヘアケアのポイント
・お金と時間をかける
・継続
・細かいところまで丁寧に
です。
髪はデリケートなのですぐに傷んでしまいますが、修復には時間がかかります。
だからこそ日常生活でダメージの原因になるものを見直し、無くし、改善していく必要があります。
またシャンプーやトリートメントなどのアイテムは、ただ値段が高ければ良いということではありません。
もちろん高いことに越したこはありませんが、自分の髪質や悩みなどに合った物を必ず使ってください。
ぞして値段の高い高品質のアイテムを使っても、継続して使えなければ意味がありません。
継続して使える範囲のアイテムを揃えて、長く根気よくケアをしてあげてください。
今回ご紹介したヘアケアの方法を一度に全て行うのは、なかなか大変だと思います。
ですが少しずつ取り入れ、日々の習慣にしてしまえば苦ではありません。
まずは、基本的な内容からチャレンジしてみてくださいね。