女性であれば、1人1個は持っておきたいヘアブラシ
ヘアブラシは毛流れを整えるだけでなく、ツヤを出してくれたり、シャンプーの前に使うことで汚れを浮き上がらせることができます。

といったように、ヘアブラシは髪や頭皮を綺麗にするために、凄く重要なアイテムです。
またせっかく良いシャンプーやトリートメントを使っていても、髪をヘアブラシで梳かさずに乾かすなんてことをすれば、髪は綺麗にまとまってくれません。
そんなヘアブラシには様々な種類があり、髪質やヘアスタイル、目的などに合わせて選ぶことができます。
ですが、種類がありすぎるが故に、、、
ポイント
・私の髪質に合ったブラシはどれ?
・どんな種類のブラシがあるの?
・どれを選べばいいかわからない・・・
といった疑問や、悩みがあると思います。
そこで今回は、美容師である僕がヘアブラシの選び方と、おすすめのヘアブラシ8選をご紹介させていただきます。
この記事でわかること
- ヘアブラシの種類
- ヘアブラシの選び方
- おすすめのヘアブラシ8選

タップできるもくじ
ヘアブラシの種類は4種類
おすすめのヘアブラシをご紹介する前に、まずはヘアブラシについてご説明します。
先程もお伝えした通り、ヘアブラシにはざっくりと4つの種類があり、髪質や目的に合わせて選ぶことができます。

ヘアブラシの種類はこちら
ヘアブラシの種類
・パドルブラシ(クッションブラシ)
・デンマンブラシ
・ロールブラシ
・スケルトンブラシ
となっております。
上記の4つの中でも、ここ最近すごく人気なのが
パドルブラシ(クッションブラシ)
です。
ココがおすすめ
というのもパドルブラシは、髪質やヘアスタイルなど問わず使うことができるからです。
そのため初めてブラシを買う方や、どれを買うか迷ってしまう方は、ひとまずパドルブラシ買っておけば間違いなしです。

パドルブラシ(クッションブラシ)
パドルブラシは、ブラシ部分のサイズが大きく、空気穴があるヘアブラシです。

ココがおすすめ
ブラシ部分がクッションになっており、髪や頭皮に負担をかけることなくブラッシングができます。

また、バドルブラシを使って頭皮のマッサージができ、頭皮の血行を良くすることができます。
クッションブラシはバドルブラシと同じく、ブラシ部分がクッションになっていますが、サイズがやや小さめです。

どちらも効果は同じなので、デザインや価格、サイズ感で選ぶのが○
デンマンブラシ
デンマンブラシは、ブラシ部分の形状が半円になっているヘアブラシです。


髪をさらっとした、ストレートに仕上げるときに使います。
ココがおすすめ
またデンマンブラシを使って、髪にテンションを加えながらブローをすることで、クセを伸ばすことができボリュームを抑えることができます。
ただ、ご自身でブローをするのは難しく慣れが必要なので、普段からブローをする習慣がある方などにおすすめです。
またデンマンブラシの種類によっては重量が重く、腕が疲れてしまいます。
ロールブラシ
ロールブラシは、360度ぐるっと一周にブラシがついているヘアブラシです。


ストレートはもちろんのこと、使いこなすことができれば内巻きカールも作れます。
ココがおすすめ
また髪にしっかりテンションを加えることができるので、ブラシの中で一番クセを伸ばすことができます。
髪が短い方は直径が小さいロールブラシ、髪が長い方は直径が大きいロールブラシを選ぶのが○
ただデンマンブラシと同様に、ご自身で使う場合は慣れや、練習が必要です。
そのためもしデンマンブラシ、もしくはロールブラシの購入を考えている方は、くるくるドライヤーがおすすめです。
くるくるドライヤーであれば、髪を乾かしながら簡単にブローができます。
おすすめのくるくるドライヤーは、こちらの記事で紹介しています。
スケルトンブラシ
スケルトンブラシは、ブラシの目が荒く、手ぐし間隔で使えるヘアブラシです。


ココがおすすめ
髪への負担が少なく、濡れた髪にも使いやすいです。
毛先がダメージによって絡みやすい、といった方におすすめです。
また、根本にふんわりとしたボリュームを出したいときや、パーマを弱くしたいときにも使えます。
プレゼントにはパドルブラシ
ヘアブラシを友達へのプレゼントとして買う方も多いのですが、個人的におすすめなのはパドルブラシです。

先程もお伝えした通り、パドルブラシは髪質やヘアスタイル問わず使うことができます。
そのため
友達の髪質がわからない・・・
といった場合でも、悩むことなく選ぶことができます。
最近であれば名前を刻印することもできるので、特別感のあるプレゼントを贈ることができます。
パドルブラシが人気のアヴェダでは、刻印を無料で入れることが可能です。
ピンの素材は3種類
次にピンの素材について、ご紹介します。
ピンの素材は、
ピンの素材
・ナイロン
・猪毛
・豚毛
の3種類があり、それぞれ適した髪質があります。
ナイロン
まずはナイロンです。
ナイロンは、髪質問わず使うことができます。
そのため素材にこだわりが無い方は、とりあえずナイロンを選んでおけば間違いなしです。
ココがおすすめ
また、髪にしっかりテンションをかけることもできるので、クセを伸ばしたい方にもおすすめです。
そしてお手入れしやすいのも○

猪毛
次に猪毛です。
猪毛は、1本1本がしっかりしており、弾力があります。
ココがポイント
そのため太毛の方や、硬毛の方におすすめです。

ナイロンとは異なり、適度に油分が含まれているので、静電気が起きにくいです。
豚毛
そして豚毛です。
豚毛は猪毛よりも柔らかく、髪への負担が少ないです。
ココがポイント
そのため細毛の方や、軟毛の方におすすめです。

猪毛と同様に、適度に油分が含まれているので、静電気が起きにくくツヤも出やすいです。
猪毛と豚毛の洗い方には注意
意外に知らない方が多い
ブラシの洗い方
もご紹介します。
ブラシの洗い方は、素材の種類によって異なります。
ココに注意
ナイロンであれば水洗いができますが、猪毛や豚毛は水洗いをすると毛が抜けることがあります。
そのため猪毛や豚毛は、綿棒や爪楊枝、ブラシクリーナーを使い、髪や汚れを取り除くだけにしておくのがおすすめです。
ナイロンは、綿棒などで髪や汚れを取り除いた後、洗面器などにお湯を溜めシャンプーを少し入れて洗います。
その後、ブラシ面を下にして自然乾燥させます。

ヘアブラシは、適度に髪が絡まっているほうが髪への馴染みが良いので、頻繁に洗わなくても大丈夫です。
おすすめのブラシ8選
前置きが長くなりましたが、ここからが今回の本題です。
今回ご紹介させていただく、おすすめのヘアブラシ8選はこちら
おすすめのヘアブラシ
・アヴェダ パドルブラシ
・ルーヴルドー パドルブラシ
・タングルティーザー
・ラ・カスタ ヘッドスパブラシ
・ベルーラ ボアブリストルヘアブラシ
・デンマンブラシ D4ライト
・サンビー LCシリーズ
・N.B.A.A.エアリアルスケルトンブラシ ソフト
となっております。
それでは1つずつ解説していきます。
ちなみに、、、
これからご紹介させていただくヘアブラシの中には、美容室もしくは正規販売店でしか購入できない物もあります。
Amazonや楽天でも購入はできますが、製造されてから月日がかなり経ってるなど品質が劣る可能性もあります。
そのため、正規ルートで仕入れを行っているビューティーパークやCHOUCHOU、公式サイト、美容室での購入をおすすめします。
Amazon等で購入していただくのも良いのですが、上記の点だけご注意ください。
アヴェダ パドルブラシ
まずは、アヴェダから販売されている
アヴェダ パドルブラシ
です。
幅8.6cmと、パドルブラシの中でも大きいサイズとなっています。
そのためブラシ部分の面が広く、髪をとかしやすいです。
ココがおすすめ
またピンが長めに作られているので、絡まりやすい髪でもさらっと綺麗に梳かすことができます。
そして柔らかく弾力のあるクッションが、頭皮にほど良く刺激を与えてくれます。

アヴェダ パドルブラシ
第一印象は、「デカイ…!」
けど、このデカさが最大のポイント
包み込むようにブローが出来て、そして全然痛くない
髪がサラサラになるし、マッサージ効果で頭もスッキリ✨#アヴェダ #aveda #パドルブラシ pic.twitter.com/wZZQGHoWdv— ❁。.:* (@Lilla_cosmetic) October 31, 2020
ルーヴルドー レヴィ パドルブラシ
次に、ルーヴルドーから販売されている
レヴィ パドルブラシ
です。
ココがおすすめ
ブラシ部分のクッション性が高く、頭皮と髪をいたわりながらさらっとブラッシングができます。
女性でも持ちやすく設計されたグリップも○

またブラシ部分からは
・育成光線
・マイナス電子
が放出さており、これらの効果によりキューティクルが整い、髪にツヤを与えてくれます。

お値段は高めですが、個人的に凄くおすすめのヘアブラシです。
美容室で紹介されたパドルブラシが本当に気持ち良くて、高かったけど悩んだ末に買ってしまった。息子もブラッシングされてウットリしていた。違いのわかる2歳児…!https://t.co/knJ6qOXYPa#ルーヴルドー #パドルブラシ pic.twitter.com/BjG4hGhKCv
— ドウカ (@Cu_coin) December 25, 2017
タングルティーザー
次に、イギリス生まれのヘアブラシ
タングルティーザー
です。
ネットや口コミで話題になり、今では大人気のヘアブラシです。
ココがおすすめ
そしてどんなに絡みやすい髪でも、さらっとブラッシングができる魔法のヘアブラシです。

長短の二段構造で柔らかくほど良い弾力のあるピンが、髪のキューティクルを整えながら頭皮に刺激を与えくれます。
デザインが豊富で、髪質に合わせて選べるのも○
髪が多い方や、硬い方、太い方にはハード
普通毛の方にはノーマル
髪が細い方や柔らかい方、ダメージ毛の方にはソフト
がおすすめです。
やっぱりタングルティーザー本当に良い艶が欲しい人とかストレートヘアをよくされる方には超オススメブラシに2000円??って思うけど!で!も!本当に良い!!構造とかイマイチよくわからないけどとにかくこのブラシで髪梳かすと艶はもちろんサラッサラで髪がまとまる!持ち運べる小さいサイズ良き◎ pic.twitter.com/84UAvYTiEp
— えすちゃんʕ·ᴥ·ʔ (@ykss_2141) November 27, 2019
ラ・カスタ ヘッドスパブラシ
次に、ラ・カスタから販売されている
ヘッドスパブラシ
です。
ココがおすすめ
短い豚毛と長いナイロン毛で作られており、静電気を抑えながらキューティクルを整え、ツヤのある髪に仕上げてくれます。

また、細長いナイロン毛が頭皮に心地よい刺激を与えてくれるので、頭皮のマッサージも同時にできます。
クッション性も高くて○
そして、豚毛、猪毛、ナイロン毛の3つがミックスされた
ヘッドスパブラシ DX
もあります。
DXは、猪毛が髪をしっかりキャッチしてくれるので、髪をしっかり整えることができます。
ただ、そのぶんお値段が高めです、、、。
通常のヘッドスパブラシでも十分な効果があるので、お財布と相談してくださいね。
ラ・カスタのヘアブラシ買ったけど、マッサージも出来るし艶出しにもオールマイティに使えるし、3千円くらいで買って良かった。プレゼントにも良いかも/ラカスタ ヘッドスパブラシ https://t.co/1052dv1Q5R #Amazon pic.twitter.com/CybYjMftX5
— YURI (@yuriaqua0307) June 2, 2018
ベルーラ ボアブリストルヘアブラシ
次に、ベルーラから販売されている
ボアブリストルヘアブラシ
です。
短い猪毛と長いナイロン毛で作られているので、髪をしっかりキャッチしながらブラッシングができます。

ココがおすすめ
髪をしっかりキャッチできるぶん、髪にテンションが加えるのでツヤも出ます。
またナイロン毛も組み合わせてあるので、髪への負担も減らすことができます。
ネットでの口コミも○
デンマンブラシ D4ライト
次に、デンマンから販売されている
デンマンブラシ D4ライト
です。
デンマンブラシ1つとっても様々な種類がありますが、その中でもおすすめなのがこのD4です。
ほど良いサイズ感と、使っていても腕や手が疲れない軽さが魅力です。

ココがおすすめ
ショートからロングまで幅広く使うことができ、ナイロン素材のピンと天然ゴムの台座が髪をしっかりキャッチし、髪にツヤを与えてくれます。
D4以外にもD3やD5などがありますが、サイズが小さかったり重たかったりするので、間違えて買わないようにご注意ください 笑
サンビー LCシリーズ
次に、サンビーから販売されている
LCシリーズ
です。
発売されてから30年以上も経ちますが、多くの美容師さんや一般の方から人気のあるロールブラシです。
ココがおすすめ
ナイロン毛と豚毛が、髪をしっかりとキャッチしテンションをかけてくれるので、クセが伸ばしやすいです。

木で作られたグリップが持ちやすく、重量も軽めなので凄く使いやすいです。
ショート〜ボブの方は、LC-20
ミディアムの方は、LC-25
ロングの方は、LC-35
がちょうど良いサイズです。
N.B.A.A. エアリアルスケルトンブラシ ソフト
最後にN.B.A.Aから販売されている
エアリアルスケルトンブラシ ソフト
です。
ブラシ部分の範囲が広いので、一度に広範囲の髪をブラッシングできます。
ココがおすすめ
またグリップ部分も持ちやすく設計されているので、ヘアブラシを使うのが苦手な方でも使いやすいです。

そしてブラシ部分はドライヤーの風が通りやすくなっているので、根本のボリュームアップからナチュラル仕上げまで、幅広く使うことができます。
僕もたまーにですが、お客様の髪に使っています。
まとめ
今回ご紹介した、おすすめのヘアブラシ
おすすめのヘアブラシ
・アヴェダ パドルブラシ
・ルーヴルドー パドルブラシ
・タングルティーザー
・ラ・カスタ ヘッドスパブラシ
・ベルーラ ボアブリストルヘアブラシ
・デンマンブラシ D4ライト
・サンビー LCシリーズ
・N.B.A.A.エアリアルスケルトンブラシ ソフト
冒頭でもお伝えした通り、ヘアブラシは綺麗な髪を作るために凄く重要なアイテムです。
特に髪を乾かす前に、ヘアブラシを使うか使わないかでは、仕上がりに大きく差が生まれます。
また頭皮は、髪の土台となる部分です。
血行が悪い状態が続くと、これから生えてくる髪にしっかりと栄養が届きません。
だからこそパドルブラシなどクッション性のあるブラシを使い、頭皮を刺激してあげる必要があります。
ぜひこの記事を参考に、
美髪
へのヘアブラシを選んでくださいね。