これからワーホリへ行く!って方が気になることと言えば
ワーホリでどれぐらい稼げるのか
だと思います。
お金に余裕がある方は、あまり気にならないかもしれません。
ですが、、、
僕みたいに、ギリギリの資金で来る方にはとても大切なことです。
今回は、ワーホリでいくら稼げるのか、を実例を元にご紹介させていただきます。
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カナダの就労規則
まずは、カナダの就労規則についてご紹介します。
この就労規則ですが、州によって異なります。
今回は、僕が住んでいるバンクーバー(BC州)を基準にご紹介します。
ちなみに、、、
カナダで働く際には、SINナンバーの取得が必須です。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
最低時給は$14.60
まず最低時給ですが、2020年6月現在BC州の最低時給は
$14.60
となっております。
2020年6月から、時給が$13.85から$14.60に引き上げられました。
2021年6月には、$15.20まで上がるとのことです。
ちなみにレストランやパブなど、
・飲み物や食べ物を、お客様のところまで運ぶ仕事
・アルコールを扱うお店で、お酒をお客様のとろこまで運ぶ仕事
いわゆるサーバーの方の時給は
$14.25
となっております。
こちらも2021年6月には$15.20まで上がります。
ちなみにお酒を扱うサーバーの方は
SIR(Serving it Right)
という資格が必ず必要になります。
これがなれければ、お客様にお酒を提供することができません。
あくまで最低時給なので、職種によっては上記の金額より多く貰えることもあります。
就労時間は日本と同じ
次に就労時間ですが、
1日8時間、週40時間まで
と決まっております。
これは日本と同じですね。
雇用形態は、
雇用形態
・フルタイム
・パートタイム
の2つがあります。
フルタイムは週35〜40時間となっており、パートタイムは週35時間以下となります。
就労先によってはフルタイムを希望しても、パートタイムになることもあります。
そういった方は、パートタイムを複数掛け持ちしたりしています。
5時間以上働く場合は、休憩時間30分を貰えます。
上記の時間を超える場合、雇用主は必ず残業代を払わないといけません。
その他詳しい情報は、はこちらのサイトを参考にしてください。
Tipが給料を左右する
カナダにはTip制度があり、給料とは別にTipを貰うことができます。
Tipに関しては法律や規則などは特に無く、Tipの配当は就労先、職種によって異なります。
例えば、、、
レストランやパブのサーバーの方は、Tip売上合計額の40%〜80%
美容師やネイリストなどの方は、Tip100%
などです。
ココがポイント
正直Tipでいくら稼げるか、がポイントとなってきます。
サーバーの方でも、100%貰えるなんてこともあります。
Tipがいくら貰えるかなどは、面接などの時に聞いておくと良いですね。
給料日は2回
給料日は月に2回あり、2週間毎に1度支払われます。
これは日本とは違いますね。
就労先によっては、月1回のところもあります。
また、給料の額によって所得税や保険料なども引かれます。
これは給料の額によって%が異なりますが、2週間で$200ぐらい引かれることもあります。
実例
それでは実例をもとに、リアルな1ヶ月分(Tip含む)の給料をご紹介します。
少しでも参考になればと思い、ジャパレス(ジャパニーズレストラン)やローカルのレストランなど、様々な職種をご用意しました。
$1=¥82.44(2019年12月)
ジャパレス(ラーメン屋)
まず初めにご紹介するのは
ラーメン屋
です。
ワーホリの方にとても人気の職種です。
ラーメン屋
時給:$14.60
ポジション:キッチン(パートタイム)
勤務日数:週3
勤務時間:1日7〜8時間、週21〜24時間
Tip:$220〜$240
合計:$1,430〜$1,530(¥117,900〜¥126,000)
となっております。
ラーメン屋は単価は低いので、一人のお客様から貰えるTipの額も低いです。
ですが、回転率が高いのでそのぶんTipを貰える回数も多いです。
ジャパレス(居酒屋)
次にご紹介するのは
居酒屋
です。
バンクーバーには、居酒屋がたくさんあります。
値段は高いですが、、、笑
居酒屋
時給:$14.60
ポジション:サーバー(パートタイム)
勤務日数:週3、4
勤務時間:1日4〜6時間、週13〜20時間
Tip:$280〜$300
合計:$1,230〜$1,330(¥101,100〜¥109,600)
となっております。
居酒屋は単価が高いため、そのぶんTipの額も高いです。
もちろん就労先にもよりますが、キッチンよりサーバーのほうが多くTipを貰えることが多いです。
ローカルパブ
次にご紹介するのは
ローカルパブ
です。
ローカルパブ
時給:$15.75
ポジション:キッチン(パートタイム)
勤務日数:週2
勤務時間:1日7〜8時間、週14〜16時間
Tip:$100〜$120
合計:$910〜$1,050(¥75,00〜¥86,500)
となっております。
ローカルのレストランでは、キッチンとして採用されることが多いです。
現地のお客様が多く来店するため、サーバーになるためにはかなりの英語力が必要となります。
噂では、ローカルのパブやレストランのサーバーになると、かなり高額なTipを貰えるとか、、、。
ローカルカフェ
次にご紹介するのは
ローカルカフェ
です。
英語力を高めたい!って方や、お洒落な場所で働きたい!って方に人気のローカルカフェです。
ローカルカフェ
時給:$14.60
ポジション:バリスタ(パートタイム)
勤務日数:週3、4
勤務時間:1日7〜8時間
Tip:$300〜$400
合計:$1,430~$1,780(¥117,900〜¥146,740)
となっております。
ちなみに、、、
留学生やワーホリの方に人気のスターバックスですが、スターバックスはTipがあまり貰えません。
月に$20〜$30ぐらいとのことです、、、。
海外のスターバックスで働く方法は、こちらの記事を参考にしてください。
ヘアサロン(美容師)
最後にご紹介するのは
ヘアサロン(美容師)
です。
美容師
時給:$15
ポジション:スタイリスト(フルタイム)
勤務日数:週5
勤務時間:1日8時間、週40時間
Tip:$800〜$1,000
合計:$2,850〜$3,050(¥235,000〜¥251,400)
となっております。
やはり手に職は正直稼げますし、職探しに困りません。
またTipも基本的には100%貰えます。
まとめ
職種によって稼げる金額は、大きく変わります。
またパートタイムの仕事を2つ3つ掛け持ちをし、週6日や週7日働いている方もいます。
そういった方は、1ヶ月で$3,000〜$3,500(¥247,320〜¥288,540)ぐらい稼いでいる方もいます。
がっつり稼ぎたい方→ジャパレス
英語力をアップしたい方→ローカルのパブやカフェ
を選ぶ方が多いです。
目的やスキルで、職選びは変わります。
またバンクーバーは職種を選ばなければ、お仕事はたくさんあります。
帰国までにいくら稼ぎたい!
自分のスキルを磨きたい!
など目標や目的をしっかり立て、職探しをしましょうね。