今現在、コロナウイルスの感染拡大が世界的に続いております。
カナダのコロナウイルスに関する情報を随時更新していきます。
日々状況が変わっております。
なるべく最新の情報に更新させていただきますが、参考までにしていただけたらと思います。
タップできるもくじ
カナダでのコロナウイルス感染者数
2020年7月3日現在、カナダ全体のコロナウイルス感染者数は105,317人です。
ブリティッシュコロンビ州は2,947人
オンタリオ州は35,656人
ケベック州は55,784人
アルバータ州8,259人
となっております。
死者数はカナダ全体で8,674人です。
カナダ政府のサイトが随時更新しておりますので、詳細などはこちらから確認をお願い致します。
僕は今現在ブリティッシュコロンビ州のバンクーバーに滞在していますが、3月初旬での感染者数は20名ほどでした。
この数週間で感染がかなり拡大しています。
いつ感染するかわかりません。
予防
・手洗いうがい
・アルコール消毒
・マスクの着用
・人混みを避ける
などの予防を徹底的に行いましょう。
カナダ政府による予防と拡散防止措置
3月中旬カナダ政府による予防と拡散防止措置が発表されました。
また渡航の注意喚起レベル3の「不要不急の渡航を避ける」も発表されました。
国境封鎖
3月16日、トルドー首相が国境の封鎖を発表しました。
この時点では
カナダ人、永住権取得社及びその家族以外は入国禁止
アメリカ人は入国は可能
となっておりました。
ですが3月18日、
アメリカとの国境も封鎖
と発表しました。
カナダ政府は、この国境封鎖は7月21日まで有効としています。
また入国した全ての方は、14日間の自主隔離を行うことが義務付けられました。
この自主隔離の義務は、8月31日まで延長されました。
入国規制の緩和
入国規制の緩和が発表されました。
・季節農業労働者、漁業労働者、介護労働者、その他全ての外国籍臨時労働者
・2020年3月18日時点で、既に有効な学生ビザを持っていた方、または就学が許可されていた方
・2020年3月16日時以前に、カナダ国外で永住権が承認された方、またカナダに渡航していなかった永住権申請者の方
が入国可能になりました。
健康診断、入国後14日間の自主隔離が義務となりました。
飲食店はto goのみ
バンクーバーでは一部の店舗を除き、今現在ほとんどの飲食店はテイクアウト(to go)のみとなりました。
全ての飲食店がテイクアウト(to go)もしくは、デリバリーのみとなりました。
特にダウンタウンの飲食店は無期限の休業などが相次いでいます。
UberEATSなどのデリバリーは、引き続き利用可能です。
また飲食店のみならず、AppleやNIKEなども3月27日まで休業と発表しています。
多くのお店が休業しており、複合施設もご覧の通りです。
ヘアサロンやネイルサロンも休業が決まりました。
今回の一件で失業する方が増えています。
公共施設の閉鎖
飲食店のみならず、図書館なども閉鎖されています。
また50人以上が集まる集会や、イベントなども中止や延期などが相次いでいます。
3月22日、イングリッシュベイやキツラノビーチ、公園などが閉鎖されました。
バンクーバーは6月1日より、制限付きですが公園遊具の利用再開が発表されました。
無期限の休校
語学学校を含む、小学校や中学校、高校などはほぼ全てが休校状態となっています。
オンラインでの授業も急遽行われることになったみたいですが、設備の準備などが整っていない学校も多いです。
休校延長
マニトバ州が予定であった3週間の休校を、無期限に延長することを発表しました。
またオンタリオ州も当初の予定を変更し、開校を5月初旬にすることを発表しました。
4月26日
オンタリオ州は予定した5月初旬から更に延長し、5月31日まで休校することを正式に発表しました。
バンクーバーの市バス、後部ドアからの乗車
バンクーバーの市バスを運営してるTransLinkは3月20日から
後部ドアからの乗車
を発表しました。
後部ドアでは現金で運賃を払えないため、料金徴収を停止します。
また一部のバスでは後部ドアにコンパスカードの読み取り装置が設置されていない車体もありますが、これに関しても料金徴収を停止します。
車イス等は引き続き前部ドアからの乗車が可能です。
マンスリーパス一部返金
TransLinkは3月のマンスリーパスの不使用分に対して、一部返金をすると発表しました。
払い戻しに関し、現金ではなくストアバリュー(チャージ)での返金になります。
申請方法はオンラインから可能ですが、メールもしくは電話のほうが良いとのことです。
またマンスリーパスを自動更新にしている方は、ただちに自動更新を停止してください。
customerservice@compasscard.ca
座席数を半減
TransLinkは乗客同士の間隔を確保するために、座席の数を約半数に減らすと発表しました。
満席になった場合、バス停には停まらずそのまま通過するとのことです。
利用者は少しずつ減少していますが、もし乗る機会がある方は時間に余裕を持って行動することをオススメします。
オンタリオ州停止事業リストを発表
オンタリオ州政府が3月23日に、Essential workplaces(必須事業)リストを発表しました。
non-essential(非必須)に指定された職種や業種などは、24日の深夜11時59分までに営業を停止する必要がありす。
レストランは引き続き、テイクアウト(to go)もしくはUberEATSなどのデリバリーは利用可能です。
ブリティッシュコロンビア州が病院に3,860以上のベッドを確保
ブリティッシュコロンビア州が、コロナウイルス感染者用に各地の病院で3,860以上のベッドを利用可能にしました。
これにより、103%だったキャパシティが68%まで留められているとのことです。
ブリティッシュコロンビア州、スーパーの利用制限
ブリティッシュコロンビア州はコロナウイルスの拡散を防止するため、食料品スーパーのガイドラインを発表しました。
・入り口やレジに消毒用アルコールを設置
・現金・クレジットカードを扱う店員数の規制
・清潔な手荷物用袋の設置
・レジ場では2m毎の物理的距離を保つ
・レジにアクリル樹脂の透明ガラスを設置
・高齢者用の限定時間を作る
カナダが臨床試験をスタート
4月7日、カナダがコロナウイルス感染者を対象とした臨床試験をスタートさせることを発表しました。
臨床試験の内容は、
試験内容
感染症から回復した患者から血液を提供してもらい、血液中の成分である血漿(けっしょう)を感染症患者に投与するといった内容です。
インフルエンザなど様々な感染症の治療法として、古くから行われている臨床試験とのことです。
カナダ全土の大学と病院で、1000例を対象に実施されます。
コロナ用の小型検査機を開発
オタワに拠点を置く生物化学系企業が、コロナ用の小型検査機を開発しました。
小型にもかかわらず、検査結果を1時間以内に判明することができます。
これにより、毎月150万件の検査結果を出せると見込まれています。
飛行機の欠航・運休
各国の入国制限等で飛行機の欠航・運休などが相次いでいます。
・全日空(ANA)
バンクーバー ↔ 羽田
3月24日・3月26日 運休
3月29日〜4月24日 週7往復を週4往復(月・水・金・土)に減便
4月3日
さらに減便され
3月29日〜4月24日 週7往復を週3往復(月・水・金)に減便
4月13日
欠航・運休の期間に変更がありました。
3月29日〜5月15日 NH180/NH179
・NH180 3月29日〜5月15日 週7往復を週3往復(月・水・金)に減便
・NH179 3月29日〜5月15日 週7往復を週3往復(火・木・土)に減便
・日本航空(JAL)
バンクーバー ↔ 成田
3月21日〜3月28日 運休
4月15日
欠航・運休に変更がありました。
JL018 バンクーバー→成田
3月29日〜4月30日 木曜・日曜のみ運航(4月28日は運航)
5月1日〜5月31日 土曜のみ運航(5月2日は運休)
JL017 成田→バンクーバー
3月29日〜4月30日 月曜・金曜のみ運航(4月29日は運航)
5月1日〜5月31日 日曜のみ運航(5月1日は運航、5月3日は運休)
・エアカナダ
トロント → 羽田
3月28日〜4月30日 運休
5月1日〜5月31日 週4便
6月1日まで運休
6月2日より週3回のみ運航を再開
7月から再開予定
7月再開予定だったトロント・羽田便はキャンセルになりました。
モントリオール → 成田
3月27日〜4月30日 運休
6月23日まで運休
バンクーバー→成田
4月9日〜4月30日 運休
5月1日〜5月31日 週5便
5月14日まで運休
6月より週5便
となっております。
4月7日時点の空き状況
IACEトラベルさんが、4月7日時点の日本行きフライトの空席状況をアップしています。
ワーホリビザ・学生ビザ入国期限延長
ワーキングホリデービザ、もしくは学生ビザでこれから入国を予定していた方は、
ビザの入国期限を90日間延長できるようになりました。
延長方法などはこちらのサイトに詳しく掲載されています。
買い占めは一部の商品のみ
日本と同様にカナダでも買い占めが一部商品で始まっております。
今回この買い占めに関して混乱を招くおそれがあるため掲載するか迷いましたが、リアルをお伝えするため掲載させていただきます。
大型スーパーで確認したところ、生活用品は
・トイレットペーパー
・ティッシュペーパー
が無くなっているお店が数店ありました。
ですが、まだまだ在庫があるお店もあるみたいなので安心してください。
食品に関しては
・肉類
・パスタ
・缶詰
・パン
・シリアル
・牛乳
・インスタントラーメン
など保存期間が長い食べ物などのみが品薄となっています。
ですが野菜など他の食品はたくさんあるので安心してください。
一時的な品薄だと思うので、焦る必要はないかと思われます。
労働者と企業に賃金補助金の提供
3月18日に、個人事業主や中小企業に対して賃金補助金の提供が発表されました。
2週間毎、計14週間にわたり補助金が支給されます。
パートタイムの方や、失業保険対象外の方達も支給対象とのことです。
またタックスリターンの申告も6月1日まで可能になりました。
カナダ緊急対応給付金は4月6日から申請可
カナダ緊急対応給付金(CERB)の申請が4月6日から始まります。
CERBはコロナウイルスの影響で仕事を止めざるを得なくなってしまった方を対象に、一時的な支援として1週間毎に$500、最大16週間給付されます。
申請条件はこちら
申請条件
・カナダに居住しており、15歳以上の方
・コロナウイルスの影響で仕事を止めている方、止めざるを得なくなってしまった方
・申請日から遡った12ヶ月間(2019年)に、最低$5,000以上の収入があった方
・CERBを受け取れる最初の4週間において、14日間雇用収入もしくは自営業収入が無い、見込めない方
失業保険(EI)の受給資格が無い方は、カナダ歳入庁(CRA)からCERBの申請を行います。
電話、オンラインで申請が可能ですが、誕生日月に合わせて申請日が開放されます。
CRAアカウントの作成、ダイレクトデポジットの登録が必須です。
まだ仕事をしているものの収入が減ってしまった方や、CERB申請資格がない方への財政援助についても近日中に発表されるとのことです。
条件の緩和
4月15日
CERBの申請条件が緩和されました。
上記の条件に加えて
・今現在の収入が$1,000未満の方
・失業保険が切れた方
・季節労働者の方
も申請が可能になりました。
これによりシフトが減った方、収入が減ったフリーランスの方も申請が可能です。
最大$500の家賃補助
3月25日
借主から家賃の回収ができなくなった大家に最長3ヶ月、最大$500の家賃補助金が出されることが発表されました。
これに伴いブリティッシュコロンビア州では、家賃が払えない人に対しての立ち退き命令は一時中止となりました。
また毎年4月1日に可能な、賃料の値上げも一時中止となっております。
中小企業への助成金を引き上げ
3月27日
トルドー首相は中小企業への助成金を以前の10%から、最大75%に引き上げることを発表しました。
助成金の額は、3ヶ月間の給与の支払い総額の10%、授業員1人あたら最大$1,375、雇用者1人あたり$25,000となっております。
BC州労働者への緊急支援手当を給付
ブリティッシュコロンビア州政府は、労働者へ緊急支援手当を給付します。
申請条件は
ブリティッシュコロンビア州に住んでおり、EIもしくはCERBの受給資格がある方
です。
申請方法等は近日中に発表されるとのことです。
学生用の緊急支援金CESBを発表
4月22日
トルドー首相は学生用の緊急支援金CESBを発表しました。
対象の学生には毎月$1250、障害がある方や誰かの介護をする必要がある方には毎月$1,750が5月から8月まで支給されます。
申請条件はこちら
申請条件
・現在高校に通っており、2020年9月に大学もしくはカレッジに就学を予定している方
・2019年12月に学校を卒業し、コロナウイルスの影響によって失業した方
・既に仕事をしているが、毎月の収入が$1,000以下の方
5月1日からCRAを通じて給付されます。
留学生の就労制限を一時撤廃
4月22日
カナダ政府が、留学生の就労制限を一時撤廃することを発表しました。
まだ授業が継続している学生で、なおかつエッセンシャルサービスで働いている方は、週最大20時間の就労制限が8月31日まで一時撤廃され、週20時間以上働くことができます。
エッセンシャルサービスに含まれる職業は
・医療関係
・食料品の流通、物流
・電力、水道などの公共企業
などです。
スーパーやコンビニ、銀行、公共交通機関サービスなども含まれます。
エッセンシャルサービスのリストはこちら
BC州、緊急事態宣言を延長
BC州の緊急事態宣言が5月12日まで延長されました。
今後の経済活動再開については、来週中に発表されるとのことです。
またジョン・ホーガン州首相は、学校再開について
「9月までに本格的に再開する可能性は低い」
と述べています。
BC州政府、経済活動計画を発表
5月6日
ジョン・ホーガン州首相から、BC州の経済活動再開についての発表がありました。
・小売店、美容室、レストラン、図書館、美術館などが近く再開する可能がある
・州立公園は5月14日の日中にオープン予定
・ホテル、映画館は夏に再開予定
・9月にはほとんどの学校が再開予定
etc...
緊急事態宣言の延長もあったため、まだまだ未定な事が多いですが少しずつ活動再開の兆しが見えてきました。
ライフバンクーバーさんが、経済活動再開について詳しく書いています。
ON州、緊急事態宣言を延長
ON州の緊急事態宣言が、6月2日まで延長されることが決定しました。
これにより引き続き、5人以上の集まりなどの禁止が継続されます。
ON州は感染者数の減少に伴い、一部のビジネスが再開されており州立公園や保護区も入園規制が解除されました。
ON州の緊急事態宣言が、6月30日まで延長されることが決定しました。
まとめ
ざっくりで申し訳ないのですが、最新の情報をまとめさせていただきました。
冒頭でもお伝えした通り、情報は日々変化します。
様々な情報は飛び交っておりますが、カナダ政府のサイトを細かくチェックし嘘の情報などに惑わされないようにしましょう。